日本酒 wikiで検索する前に!28歳酒匠が戦後の日本酒の物語を語る

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日本酒は、日本の歴史上、今が1番おいしい時代である。
 
どうもこんにちは!日本酒マーケターで酒匠の飲むさんです!
 
僕らは普段、今まで気にも留めていなかったものを
なにげなく、食べたり、
 
友達に勧めたりして
 
「食べてみっかっ〜」
 
「ぱくっ」
 
「えぇえっ超うまいいいいいいいっ〜なにこれっ美味しいっっ!」
 
となって、
 
今まで気にも留めていなかったものを
 
一気に好きになることがあります。
 
例としてわかりやすいように
 
それでは、日本酒が好きになった女の子を
妄想してみましょう!
 

 

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23歳の起業家のまみさん(仮名)が
 
起業家の集まりでお肉を食べにいくことがあって
 
先輩起業家の方に「日本酒」を勧められる機会がありました。
 
それまでは、
 
このまみさんは、
 
大学のサークルの飲み会で
安いチェーン店の
日本酒しか飲んだことありませんでした。
 
「日本酒?」
 
「あの変な味するやつでしょ?」
 
「日本酒ーいらないっ」
 
「しかも、女子が日本酒なんか飲んだら酒豪感漂うしw」
 
とか、思っていました。
しかーし
 
その日のお肉の会では、先輩起業家が
日本酒を美味しそうに飲んでいました。
 
お肉と一緒に。
 
そんな中、1杯目は
 
ファジーネーブルみたいな
かわいい系のカクテルを飲んじゃったりしていた
まみさんに対して、
 
先輩「まみも、日本酒飲んだら?」
 
まみ「えっ?あぁ・・じゃあ私も日本酒頂きますー」
 
先輩「すいませーーん、おちょこもう一つとあとお水もお願いしますー」
 
まみ(まあ、一口だけだったらいっか・・)
 
「えっ日本酒美味しいっ!これすごいっ!もうちょっともらってもいいです?」
 
「飲みやすい!!!!!日本酒おいしーー!!!」
 
調子に乗って飲みすぎて酔いつぶれた、まみさんは
先輩経営者に酔って
 
くーくーと
 
寝ているところを
フェイスブックでアップされるのでした・・。
 
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妄想から戻ってきました。
 
この話は、聞いたり見たりしたものでフィクションですが。
 
それでも、
 
東京に来てよく聞くのは20代の女の子が、いままで日本酒を敬遠していたのを
たまたま飲む機会があって、飲んで見たら思ったより美味しかった。
 
だから日本酒にハマった。
 
っていうのをよく聞きます。
 
でも正直日本酒なんて・・
 
旨けりゃよくないですか?
 
「日本酒のうんちくなんて興味ないしっ」
 
「私はそんな難しいことなんかいいからうまけりゃいいんだよ」
 
「私が日本酒好きだからって、日本酒のうんちくを語ってくるおっさんはき〜も〜い〜」
 
でも、これのブログを見てるあなたは、
 
「日本酒 Wikipedia」でググろうとしていましたよね?
 
でも、僕はWikipediaで調べるのはあんまりオススメしませんねー
 
 
ジャーナリストの池上彰さんが、
 
「Wikipediaはあまり信憑性がないし、私の出身高校も間違ってました」
 
「私は、ネットには不確かな情報があると思って見てます」
 
とおっしゃっていたので。
 
今回は、28歳日本酒マーケターで酒匠の僕が、
 
戦後から今までの日本酒の日本酒の物語。
 
なぜ?日本酒は、日本の歴史上、今が1番おいしい時代であるのか?
 
と言うのを語っていきます。
 
僕は、市場に出回っている
検閲されてる本から情報を抜いてきてるんでっ
 
 
そうですよ、ここまでが導入文です。
ふーーーよっしゃあああああ書いていくよおおおっ
 

まずは超簡単に日本酒の造り方

 
僕らいつも日本人が食べているお米ありますよねっ
 
コシヒカリ
 
ひとめぼれ
 
ヒノヒカリ
 
あきたこまち
 
きらら397とか
 
このお米より一回り大きいお米の品種である酒米を、蒸して・・
 
とその前にっ、ワインありますよね、
ワインって「ぶどう」から出来ているのですが、
 
 ぶどうジュースにワイン酵母(微生物)を発酵させると、
 
ぶどうの中の糖を『アルコールと二酸化炭素』に分解してワインぽいものができます。

 
なので、蒸したお米と水が入った所に
日本酒酵母(微生物)を入れて発酵させると日本酒ができる・・・
 
 と実は、できないんです、

なぜなのか!?
 「お米自体には糖がないので発酵しないから」
 
あいつら(微生物)は
 
糖をアルコールと二酸化炭素』に分解するので、
お米自体に糖がないと発酵できないですね。
 
なので、米麹(カビ)を米に付けることによって、
米のデンプンを糖に変える必要があるんです。
 
ゆえにっまとめますよっ!
 
日本酒の作り方は、

まずお米を蒸して、お米に米麹(カビ)を付けて、

水と日本酒酵母(微生物)となんやかんや入れて発酵させたもの
 
絞ってなんやかんや処理して瓶詰めしたら日本酒できます。
 
ちょー説明適当ですよね。
 
いっぱい説明しても、読んでくれないと思ってるんで。
と申しますのは、それはこの記事のテーマではあんまり重要じゃないから。
 
なぜ?日本酒は、日本の歴史上、今が1番おいしい時代であるのか?
 
がこの記事のテーマですっ!

日本酒の物語を戦争後から説明する

 

そして、
 
日本が戦中戦後,
お酒を作るためにいる
米が不足でした。
 
でも、戦中戦後にはお酒の需要がありました。
 
戦後疲弊した人々を癒すのは、お酒でした・・
 
大人たち「酒だあああー酒だあああー!!」
 
酒蔵「日本酒造らないとっっ!でも戦中だから米ね〜〜〜」
  「日本酒造れね〜〜!!!」
 
日本国「じゃあ、日本酒に醸造用アルコール入れていいよっ仕方がないけど!!」
 
なので、
国が日本酒に醸造アルコールを添加していいから、
日本酒の量を増やすというような、苦肉の策が普及しました。
 
※醸造アルコールというのは、日本酒を造る時にできるアルコールとは違うもので、別に生成したアルコール
 
酒蔵「日本酒に醸造アルコールを入れたら辛すぎるなーー」
  「酸味料と糖類もいれちゃえー、そうしたら量が増えるんじゃね?」
 
そして、日本酒にアルコール添加し、酸味料や糖類を入れて量を増やした、
 
『日本酒っぽいもの』
 
が戦時中と米不足が解消するまで、普及しました。

 
そして、
日本人の皆様がご存知の通り
戦後日本は豊かになりました。
 
米も余るようにました。
 
そして、
この日本酒っぽいものは、
日本が豊かになるにつれてなくなっていきました。

 
 
 

 

 
 
 
あれ
あれれ?
 
 
 
日本酒好きの方はお気付きかもしれません。

 
 
実は
戦後72年後の2017年になっても

「この日本酒っぽいもの」は

無くなってないんですよ!!

 

なぜなのか??

 
 
米不足が解消してからも、日本の米の値段は超高いんです。
 
 
安い醸造アルコールを添加して
コストを安くする事がどさくさに紛れて定着したと言われています。
 
日本「日本酒を安く作って高く売れえええっ!」
 
この日本酒っぽいものが、日本全体に広まり
今、2017年で純米酒といわれるものは、戦後一時市場から姿を消しました。
 
純米酒とは、米と水だけで造るものです。
 
フランスでは昔、ぶどうが不作だった時に、
 
醸造家が、ブドウジュースと醸造アルコールを混ぜた
 
合成ワインを作りました。
 
でもワイン好きのフランス人がこれを認めず、
ワインの品質を定めた法律ができました。
 
 
でも、日本はというと?
 
日本酒の品質の法律なんてものはありません。
あくまで、酒税を取るための法律なんで。
 
だから日本酒の表記って
グレーゾーンが多いんです。
 
だから、日本酒の表記を見てもわかりにくいんじゃないでしょうか?
 

日本酒は、日本の歴史上、今が1番おいしい時代である理由

 
〜約30年前〜
 
〇〇酒造の専務「ものが豊かになって本物志向になると日本酒は、このままじゃワインに負けてしまう。」
 
戦時中から日本酒の作り方が変わってしまって
『日本酒っぽいもの』が全国に広がって
2017年に純米酒といわれるものが無くなってしまった。
 
それに
恐怖を感じていたある埼玉県の酒蔵の専務さんがいらっしゃいました。
 
そして、その酒蔵は、
 
1987年の今から30年ほど前に、
すべての生産する日本酒を純米酒に戻しました。
 
戦前の本来の醸造アルコールを添加しない
日本酒の造り方に戻すということを決めました。
 
それは全て、
酒蔵で造るものを純米酒にするということ。
「全量純米酒蔵」という決断をしました。
 
 
その蔵は埼玉県の蓮田市「神亀酒造」さんです。
 
あまり日本酒に興味がある人以外は知らないです。
日本酒好きも知らない人がいます。
 
戦前からの日本酒本来の造り方に戻すのは、
日本酒のコストが超上がります。
 
その当時の消費者のトレンドである
新潟の淡麗辛口の酒質にはならないのです。
 
純米酒は、濃いいものになる。
 
悪く言えば、飲みにくい。
よく言えば、深みがある。旨味がある。
 
ですがっっ!ですがっっですよ?
 
埼玉県の神亀酒蔵の専務は
いずれ日本酒はこのままでは衰退してしまう事に気付いていました。
 
消費者が本物志向になることを。
 
それから30年ほどが経ちました、
今は確実に、日本酒はワインに負けていますよね。
 
 
 
ですがそれだけ、
 
当時革新的な事をしていた埼玉の神亀酒造さんが
 
そこまで、
日本人全員が知っているほど有名じゃない。
 
  具体的に言うと、
 
日本で一番検索されている
「獺祭」   が月間135,000回
 
「八海山」が月間22,200回
「十四代」が月間14,800回
 
に対して、
「神亀」は月間1,600回
 
でも、日本酒好きには大変有名な酒蔵です。
 

私のMacBookも
 
「だっさい」と打ったら「獺祭」と一発で変換されるのに
 
「しんかめ」と打ったら「新亀」となるくらい
アップルもわかっていないです。
 
当時革新的だった神亀酒造さんを、
 
革新的と言われるアップルのMacBookが分かってないんですよ!

 

そして、ようやく日本酒全体が、戦前の日本酒の作り方に戻って

かつ技術革新があった、ここ10年で。

そして、今現代の本物志向と合ってきた。

 

まとめ。日本人が知らないという恐怖

 
28歳酒匠が戦後の日本酒の物語を語るをまとめるとっ
 
○日本酒の作り方は米を麹(カビ)によって糖に分解してから、作る。
 
○戦時中に苦肉の策で行った、
日本酒に醸造アルコールを入れ、さらに
 
糖類とか酸味料を加えている技術が
まだ現代に残っている。
 
しかしこれは戦前からの本来の日本酒の作りではない。
 
○約30年前の埼玉の『神亀酒造』が蔵の日本酒の造りを
純米酒に変えたのをを皮切りに
 
戦前の本来の日本酒に戻す酒蔵が増え始めました。
 
そして、現代の科学的な日本酒醸造の技術革新により、
 
日本酒の歴史上、今が一番おいしい時代である。
 
 
なによりも、どの世代の日本人も
 
日本酒に醸造アルコールと、糖類、酸味料を入れたものが
 
日本酒って思い込んで、頭の中から離れない人が多いです。
 
 
「日本酒は『あの』悪酔いするやつでしょ?」
 
「日本酒は『あの』まずいものでしょ?」
 
もう今は、その『あの』じゃないですから。
 
 
おいしくないわけがない。
世界で日本酒がウケないわけがない。
 
 
でも、僕の言った、戦後の米不足に
よって、醸造アルコールとか、糖類とか、酸味料が
入ったまがいの日本酒がどさくさに紛れて定着したとか。
 
純米酒と言われるものが、
日本酒の歴史上なくなった時期があったとか。
 
日本人知らないと思うんですよ。
 
 
 
 
なぜか?
 
 
 
そういうのをテレビでやらないから。
 
 
 
なぜテレビでやらないのか?
 
 
 
テレビの広告主が、
純米酒じゃないものを多く取り扱ってるので
報道できないから
 
と思うんですよね。
 
 
そりゃそうですよね、
純米酒じゃないものを否定することなんてできませんよね。
 
テレビ。
 
 
だからこそ、
僕は地方の日本酒を戦前の造り方である
純米酒に戻したいと
尽力されていた、地方の蔵を応援したいと思っています。
 
 
でも、今の時代は
いいものを良いって言える時代ですよね。
 
 
個人の時代ですから。
 
 
28歳の僕は
今は
会社間のしがらみとかないんで、
日本酒はおいしいよ、飲んでみてねと言いたい。
 
 
PS
 
日本酒のこの話が知らなかったら、
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